概要
CANとEthernet間でフレームを透過転送するゲートウェイ。CANプロトコルに依存しないため、離れた場所にあるCANバス同士をEthernet経由で接続できます。
CANopenに限らずCAN Layer 2として動作します。
主要仕様
| 型番 / 製品ID | 3004010 |
|---|---|
| カテゴリ | デバッグ |
| メーカー | SYS TEC electronic |
| 提供形態 | 製品 |
CAN と Ethernet をつなぐときの検討事項
何のために変換するのか
CAN-Ethernet ゲートウェイの用途は大きく2つに分かれます。1つは PC・上位システムから CAN ネットワークを観測・操作するための「アクセス手段」、もう1つは離れた CAN セグメント同士を Ethernet 経由でつなぐ「延伸」です。どちらを目的にするかで、必要な遅延・信頼性・設定の作り込みが変わります。
遅延とジッタ
CAN は決定的なアービトレーションを持ちますが、Ethernet を挟むとカプセル化・キューイング・再送によって遅延とジッタが加わります。制御ループを跨がせる用途では、この揺らぎが許容できるかを先に評価してください。観測・診断用途であれば通常は問題になりません。
転送方式
UDP は低遅延だが欠落し得る、TCP は欠落しないが再送で遅延が増える、という基本的な差があります。計測用途では欠落の検出可否が重要になるため、シーケンス番号やタイムスタンプの有無を確認してください。
タイムスタンプ
複数セグメントのログを突き合わせるなら、ゲートウェイ側でハードウェアタイムスタンプが付与されるか、また PTP 等で時刻同期できるかが解析精度を左右します。
※ 本節は一般的な技術背景の説明です。本製品の対応範囲・制約は構成により異なるため、ご要件をお知らせいただければ当社で確認してご回答します。
選び方
この製品の位置づけと、他製品との違いは選定ガイドで比較できます。
