概要
CANopen経由でバイナリをターゲットへ転送し実行するBootloaderアドオン。CiA 302の仕様に基づきます。
基本スタック(SO-877/SO-1063系)が必須で、単独では動作しません。既存のカスタムBootloaderがある場合は役割の重複を確認してください。
主要仕様
| 型番 / 製品ID | SO-1089 |
|---|---|
| カテゴリ | ミドルウェア |
| メーカー | SYS TEC electronic |
| 提供形態 | ソースコード |
含まれるもの
CANopen 経由でファームウェアを更新するための Add-on です。基本スタックに追加して使用します。
- ✓CANopen Bootloader Add-on Source CodeBootloader 本体のソース
- ✓Flash Toolバイナリ転送用の PC ツール
- ✓Documentation実装・運用のドキュメント
- ✓License Agreementライセンス条項
CANopen 経由のファームウェア更新
規格上の仕組み
CANopen によるプログラム更新は CiA 302-3 が規定しており、オブジェクト 1F50h(Program Data)でイメージを転送し、1F51h(Program Control)で停止・開始・消去などを制御します。1F56h(Program Software Identification)で書き込まれたソフトウェアの識別が可能です。
運用上の論点
更新中に電源断が起きた場合の復旧経路(二面構成にするか、ブートローダを常駐させるか)、更新対象ノードの識別と一括更新の可否、および転送時間。SDO ブロック転送を使っても CAN の帯域が上限になるため、イメージサイズと許容ダウンタイムから所要時間を先に見積もってください。
セキュリティ
CANopen 自体はイメージの真正性を検証する仕組みを持ちません。改ざん検知が必要な場合は、署名検証をブートローダ側で実装する必要があります。車載向けにセキュア更新が必要な場合は、UDS ベースのセキュアブートローダのほうが要件に合うことがあります。
※ 本節は規格側の一般的な説明です。本製品が対応する規格バージョン・オプション・制約は構成により異なるため、適用予定の規格版とご要件をお知らせいただければ、当社で適合可否を確認してご回答します。
選び方
この製品の位置づけと、他製品との違いは選定ガイドで比較できます。
