MIDDLEWARE · ミドルウェア/プロトコルスタック
概要
マルチマスタ構成で実行時に有効なマスタを動的に決定する冗長NMT Master機能のアドオン(CiA 302準拠)。SO-1063またはSO-1063-VPに対してのみ追加できます(SO-877には追加できません)。
主要仕様
| 型番 / 製品ID | SO-1114 |
|---|---|
| カテゴリ | ミドルウェア |
| メーカー | SYS TEC electronic |
| 提供形態 | ソースコード |
Flying Master によるマスタ冗長化
解決する問題
CANopen の NMT マスタは、ネットワークの起動・監視・状態遷移を担う単一障害点になります。Flying Master は CiA 302-2 が規定する仕組みで、複数のマスタ候補が存在するネットワークにおいて、どのノードがマスタになるかを実行時に決定します。
動作の概要
起動時、および現行マスタの喪失を検出したときに、候補ノード間で交渉を行い、あらかじめ設定された優先度に従って新しいアクティブマスタを選出します。選出後は、そのノードが NMT マスタとしてネットワーク管理を引き継ぎます。
採用の判断
マスタが落ちてもネットワークの監視を継続させたい設備、運転中のマスタ交換が必要な設備で有効です。一方、マスタが停止したら設備全体を停止させる設計であれば、複雑さに見合いません。導入する場合は、優先度設計、二重マスタの回避、切替時のアプリケーション状態の引き継ぎをあわせて設計する必要があります。
※ 本節は規格側の一般的な説明です。本製品が対応する規格バージョン・オプション・制約は構成により異なるため、適用予定の規格版とご要件をお知らせいただければ、当社で適合可否を確認してご回答します。
選び方
この製品の位置づけと、他製品との違いは選定ガイドで比較できます。
