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TRACE — task timeline T0T1T2T3T4 CPU LOAD % TRACE · トレース/ランタイム解析
Percepio 主力 No.5

Tracealyzer

型番 / ID: TZ
可視化30+ビューWin/Linux
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概要

Percepio Tracealyzer は、RTOS や Linux のランタイム挙動を可視化するトレース解析ツールです。ターゲットに軽量な計測ライブラリ(TraceRecorder)を組み込み、タスク切替・カーネルAPI呼出・ブロッキング・タイムアウト等のイベントを記録します。

30以上のグラフィカルビューで、CPU負荷、スタック/ヒープ使用量、タスク間の依存関係(通信フロー)などを多角的に解析できます。デバッグを最大10倍高速化した事例があり、BMW・ABB・Endress+Hauser 等が採用しています。

スナップショット(RAMバッファ)とストリーミング(長時間記録)の両モードに対応し、J-Link RTT・ITM・TCP/IP・USB CDC 等で転送できます。

主要仕様

Tracealyzer
可視化30+ ビュー(トレース/CPU負荷/スタック/通信フロー 他)
対応OSFreeRTOS / Zephyr / ThreadX / µC/OS-III / PX5 / VxWorks / Linux 他
取得方式スナップショット/ストリーミング
転送J-Link RTT / ITM / SWO / TCP/IP / UDP / USB CDC
ホストWindows / Linux(x86-64)
拡張Tracealyzer SDK で任意のC/C++・RTOSに統合可能
FEATURE OVERVIEW

主要機能

Tracealyzer の主要な可視化機能を、実際の解析画面とともにご紹介します。各機能がどんな不具合の発見に役立つかまでを明記しています。これらのビューは全ての対応OSで共通です。

LIVE UIタスク実行トレース
TRACE VIEW

タスク実行トレース

タスク/スレッド・割込み・カーネルAPI呼出・ユーザイベントを時系列のタイムラインで可視化。スケジューリングが意図通りかを一目で確認でき、優先度逆転・想定外のプリエンプション・タスクの取りこぼしを発見できます。

LIVE UICPU負荷グラフ
CPU LOAD

CPU負荷グラフ

タスク/割込みごとのCPU使用率と総負荷を時系列で表示。負荷の高いホットスポットを特定して最適化の的を絞れるほか、負荷スパイクから処理の詰まり・ビジーループ・割込み過多を突き止められます。

LIVE UIカーネル・アウェアネス
KERNEL

カーネル・アウェアネス

セマフォ・ミューテックス・メッセージキュー・イベントフラグなどRTOSオブジェクトの状態遷移(Running/Ready/Blocked/Waiting)を可視化。どのタスクがどの資源で待たされているかが分かり、デッドロック・長時間ブロック・優先度逆転の原因特定に直結します。

LIVE UIヒープ/スタック解析
MEMORY

ヒープ/スタック解析

動的メモリ確保(malloc/free)とタスク別スタック使用量の推移を表示。右肩上がりのヒープ推移からメモリリークを、スタックの余裕不足からスタックオーバーフローの予兆を早期に発見でき、断片化の傾向も掴めます。

LIVE UI通信フロー/シーケンス
COMMUNICATION

通信フロー/シーケンス

スレッド間のIPC・同期イベントの相互作用をシーケンス図で集約表示。どのタスクが特定のキューやセマフォを介してやり取りしているかを俯瞰でき、想定外の依存関係・過剰なメッセージ往復・同期の取りこぼしを可視化します。

LIVE UIトレース統計・タイミング
STATISTICS

トレース統計・タイミング

実行時間・応答時間・周期などのタイミング指標を統計化し、性能グラフとともに表示。最大・最小の外れ値をクリックすると該当ジョブへドリルダウンでき、ワーストケースのレイテンシやジッタ、周期の乱れといった問題箇所へ即座に到達できます。

LIVE UIシステム構成
ARCHITECTURE

システム構成

アプリケーション・カーネル・ドライバ・ハードウェアの階層構造を俯瞰。システム全体の見通しを得られ、各層の関係を把握することで、問題がどの層で起きているかの切り分けを助けます。

LIVE UIユーザイベント/ライブ
STREAMING

ユーザイベント/ライブ

ユーザイベントで記録した任意データを時系列で表示し、J-Link RTT・ITM・TCP/IP・UDP等で長時間トレースをリアルタイム表示(printfの数百倍高速)。スナップショット方式にも対応し、再現性の低い間欠不具合を長時間ストリーミングで捕捉できます。

FEATURES & CAPABILITIES

全機能一覧(可視化ビュー・一般機能)

Tracealyzer は RTOS対応のイベントトレースを提供し、トレース可視化のリーダーとして知られています。多数のビジュアル概観がシステム挙動の全体像を示し、異常が一目で分かります。ビューは相互にリンクされ、ダブルクリックで詳細へドリルダウンできます(ホストは Windows / Linux x86-64 対応)。代表的なビューの実画面は上の「画面で見る」でご確認いただけます。

トレースビューとレポート
トレースビュー

スレッド実行・割込みハンドラ・カーネルAPI呼出・ユーザイベントをタイムラインで表示。スレッドが期待通り動作し、優先度が適切かを確認できます。

CPU負荷グラフ

各タスク/スレッド・割込みハンドラのCPU使用時間と総使用率を表示。最適化効果が最も大きいホットスポットを特定できます。

イベントログ

記録されたカーネルイベント・ユーザイベントの一覧。検索・フィルタが容易で、ダブルクリックでトレースビュー上の該当箇所を強調表示。

通信フロー

スレッド間のIPC・同期イベントの相互作用を集約表示。特定のRTOSオブジェクト(mutex・セマフォ・キュー)を使うスレッドを把握できます。

データプロット

ユーザイベントで記録したデータを時系列プロットで可視化。ユーザイベントによるログはprintfの数百倍高速で、低オーバーヘッドの大量ログが可能です。

ヒープメモリ使用量

動的メモリ確保(malloc/free)の推移を表示。ヒープサイズの最適化やメモリリークの確認に。ダブルクリックで該当確保箇所へ。

スタックメモリ使用量

各スレッドの未使用スタック量を時系列プロット。スタックオーバーフローを避けつつ、RAMの無駄も抑える安全マージンを確認できます。

ジョブ単位のタイミング指標

スレッドのジョブ単位で最大実行時間・応答時間などを表示。極値をダブルクリックすると該当ジョブへ移動し、レイテンシのボトルネックを特定。

スレッドインスタンスグラフ

ジョブ単位で実行時間・応答時間・周期などをプロット。信頼性とテスト容易性に重要なタイミング変動を俯瞰できます。

インターバルトレース

コード中の2イベント間の時間を、スレッドや割込みをまたいで計測・可視化。統計レポートと変動プロットを生成。

ステートマシントレース

記録した状態遷移をトレースビューと状態遷移図で可視化。状態はインターバルと同様にプロファイル可能。

ランナブルトレース

単一スレッド内のコード区間(重要関数・switch分岐等)をプロファイル。プリエンプションを除いたスレッド内の実行時間を把握。

統計レポート出力

スレッドタイミング・カスタムインターバル・状態・ランナブルのレポートを生成・出力。Min/Max値クリックで該当インスタンスを表示。

高度なRTOS解析

IPCメッセージ遅延・IPCブロッキング時間・動的優先度変更・キュー使用率・サービスコール頻度など各種指標をプロット。

強力な検索

イベントログフィルタや Ctrl-F の自動補完で高速検索。FinderウィンドウではSQL風クエリで全一致を列挙し、ダブルクリックで強調表示。

一般機能
トレースストリーミング長時間トレースとリアルタイム表示。J-Link RTT・ITM・TCP/IP・UDP等に対応、任意インターフェースにカスタム可能。
スナップショットトレースデバイスRAMバッファに保持し要求時に取得。ブレークポイント間の直近イベント確認に。低速接続でも動作。
マルチコアトレース単一カーネルが複数コアを管理するSMPシステムの統合トレースに対応。
コンパクトログ・ELF対応オブジェクト名等の文字列をアドレスのみで記録し効率化。ELFイメージで自動的に名前解決。
トレースプレビュー非常に大きなトレースでも数秒で開ける概観。関心区間に絞って高速読込・集中解析。
多様なデータ出力イベントログ・ユーザイベントプロット・統計データをテキスト/XML/CSVで出力。
複数ターゲットのプロジェクト設定複数のターゲットシステムごとに設定を保持し、簡単に切替。
カスタム統合(SDK)Tracealyzer SDKで任意のC/C++・RTOS・ミドルウェアAPI向けの拡張を作成可能(対応済みOSでは不要)。
TARGET OS SUPPORT

対応OS・プラットフォーム

Tracealyzer は1つのパッケージです。 どの対応OSでご購入いただいても、製品は共通の Tracealyzer 本体です。あらかじめ多くのRTOS・OSのサポートが同梱されており、後からOSを変更・追加しても同じライセンスでご利用いただけます。
Tracealyzer
あらかじめ同梱される対応OSFreeRTOS / Zephyr / ThreadX(Eclipse ThreadX)/ PX5 RTOS / SafeRTOS / LynxOS-178 / VxWorks / Linux
ベアメタルRTOS不使用のC/C++プロジェクトでも計測可能(Bare-Metal オプション)
その他OSの拡張Tracealyzer SDK により他OS統合やフルスタック可観測性の拡張が可能
計測ライブラリPercepio TraceRecorder(GitHub・Apache 2.0)。カーネル改変不要、再ビルドのみ
対応プロセッサSTM32 / NXP i.MX RT / Xilinx Zynq / その他 Arm デバイス / ESP32 ほか。32bit MCU〜64bitマルチコアSoC
コンパイラGCC / Clang / IAR Embedded Workbench など任意のC/C++コンパイラ
ツール連携Arm Keil µVision / IAR / Segger J-Link / STM32CubeIDE / Espressif ESP-IDF / Lauterbach
SMPマルチコアSMP(単一カーネルが複数コア管理)の統合トレースに対応
GETTING STARTED

導入ガイド(プラットフォーム別)

Tracealyzer をインストール後、ターゲットに計測を追加します。多くは Percepio TraceRecorder ベースで、数分で統合できます。ご利用のプラットフォームに合わせて、以下のガイドが用意されています。

Tracealyzer
Bare MetalRTOS不使用のC/C++プロジェクト向け
FreeRTOS(標準)標準的なFreeRTOS統合
FreeRTOS ESP-IDF(ESP32)Espressif ESP32/ESP-IDF 向け
Linux(LTTng)Linuxシステムのトレース
ThreadXEclipse ThreadX 向け
PX5 RTOSPX5 RTOS 向け
Wind River VxWorks(wvLib)VxWorks 向け
ZephyrZephyr RTOS 向け
ホスト環境Windows / Linux 対応(macOS は未対応)。インストール後、ライセンスキーで有効化
統合方式スナップショット(ターゲットRAMのリングバッファ)/ ライブストリーミング(連続転送)
STM32CubeIDE・IAR・Keil・ESP-IDF・J-Link など、開発ツール別の詳細な手順もご案内できます。導入手順・評価版の入手についてはPositive ONE Groupへお問い合わせください。
技術仕様

データ取得・ストリーミング

Tracealyzer
モードスナップショット(RAMバッファ)/継続ストリーミング
転送IFJ-Link RTT / ITM / SWO / TCP/IP / UDP / USB CDC
高速化UDPストリーミング(TCP比 高スループット・低負荷、v4.7〜)
コンパクトログ文字列をアドレス参照で記録しELFで解決(低オーバヘッド)
デバッガSEGGER J-Link / IAR I-jet / Keil ULINK
技術仕様

計測API(使い方)

Tracealyzer
カーネル計測既存フックへ軽量計装を追加(タスク切替・API・ブロッキング)
ユーザイベントC APIで変数値・状態・区間を記録(printf比 数百倍高速)
runnableAUTOSAR runnable トレースでECUプロファイリング(v4.7〜)
状態機械ステートマシン・カスタム区間をTraceRecorder APIで明示計測
技術仕様

製品エディション

Tracealyzer
Percepio View基本トレースビュー(無償エントリ)
Percepio ProfileView+J-Link RTTストリーミング+プロファイリング
Tracealyzer全機能(長時間トレース・全ストリーミング方式・全解析)
LICENSING

ライセンスモデル

Tracealyzer は年間サブスクリプションで提供されます。いずれのサブスクリプションにも、テクニカルサポート・保守更新・メジャーバージョンアップグレードが期間中無償で含まれます。

Tracealyzer
シングルユーザー1開発ワークステーションにロックされるノードロック・ライセンス。個人・小規模チームに最適。1年間有効で、サポート・ソフトウェア更新を含む。
フローティング・サーバーチームで共有するライセンス(同時利用者数の上限あり)。ローカルのライセンスサーバー(PercepioLM/Windows・Linux)またはクラウドの Percepio License Service(PLS)で管理。
アカデミック教育・学術研究向けの非商用ライセンス(要問い合わせ)。フル機能・更新無制限。
評価版フル機能の期間限定評価が可能。評価期間終了後は機能限定の Free Edition(Percepio View 相当)が自動で有効化。
Detect のライセンスPercepio Detect は年間フローティング・サーバー・サブスクリプション。接続テストターゲット数に応じた容量ティアを用意。
お問い合わせ・ご購入窓口:ライセンスの選定・見積もり・技術相談は、VAR(Value Added Reseller)のPositive ONE Groupが承ります。構成・利用人数・対象OSなどをお知らせください。
技術仕様

開発ツール連携

Tracealyzer
IDEEclipse/GDB・STM32CubeIDE・Keil MDK・IAR EWARM・Lauterbach
VS CodePercepio TraceExporter for VS Code(スナップショット出力)
ホストOSWindows / Linux(x86-64)
採用例BMW / ABB / Endress+Hauser / WITTENSTEIN 他

主な用途

  • RTOS / Linux 上のタスク切り替え・割込みの実行順序と所要時間を可視化する
  • RTOS / Linux を用いた機器で、優先度逆転・デッドロック・応答遅れの原因を特定する
  • まれにしか再現しない不具合を、記録から追跡する

導入メリット

  • RTOS / Linux 向けに用意されており、計装の実装工数が小さい
  • ソースコードを読むだけでは分からない実行時の挙動が見える
  • 止めると消えるタイミング不具合を、動かしたまま追える

よくある質問

Tracealyzer の見積もり・技術相談はできますか?
はい。Positive ONE Groupが取り扱っており、見積もり・技術相談に対応します。本ページのお問い合わせから対象MCUや数量をお知らせください。

この製品が含まれるソリューション

この製品は、複数製品を組み合わせた次の構成の要素です。構成全体での位置づけは各ソリューションページをご覧ください。

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