MIDDLEWARE · ミドルウェア/プロトコルスタック
概要
ssJ1939-Full は、単一フレームを超える大きなメッセージ(Transport Protocol によるマルチフレーム)まで完全対応した、SIMMA Software の最上位 J1939 プロトコルスタックです。アクティブ/非アクティブの故障メッセージや VIN メッセージなど、複数フレームを要する通信もそのまま扱えます。
ソースコードで提供され、高性能なモジュール設計とシンプルな API を備えます。ベンチマークでは競合製品比で約800%の効率を示し、リソース制約の厳しいECUでも余裕を持って動作します。アドレスクレーム調停(ネットワーク管理層)にも対応します。
主要仕様
| 規格 | SAE J1939(単/複フレームPGN、Transport Protocol) |
|---|---|
| 提供形態 | ANSI-C ソースコード(買い切り) |
| RTOS | 非依存(ベアメタル可。FreeRTOS / µC/OS-II / eCos / Linux / Windows 等で実績) |
| 効率 | 競合比 約800%(社内ベンチマーク) |
| 対応機能 | アドレスクレーム調停、マルチフレーム再構成、診断層 |
| 採用実績 | Ford / Boeing / 米軍 / 主要OEMのTier1 ほか1000社超 |
技術仕様
準拠規格
| プロトコル | SAE J1939(J1939-21 / J1939-81) |
|---|---|
| 物理層 | CAN 2.0B(11/29bit 識別子) |
| メッセージ | 単一フレーム/マルチフレーム(Transport Protocol:BAM・RTS/CTS) |
| 診断 | J1939-73 診断メッセージ(DM1/DM2 等)対応 |
技術仕様
機能
| PGN処理 | 送受信(単一・複数フレーム PGN) |
|---|---|
| アドレス管理 | アドレスクレーム調停(ネットワーク管理層) |
| メッセージ再構成 | フラグメンテーション/リアセンブリ(VIN・故障メッセージ等) |
| API | シンプルAPI(高性能モジュール設計) |
技術仕様
実装・移植
| 実装言語 | ANSI-C ソースコード |
|---|---|
| CANドライバ | ssCAN デバイスドライバ(40以上のMCUへ移植実績) |
| RTOS | 非依存(ベアメタル/FreeRTOS/µC/OS-II/eCos/Linux/Windows) |
| 効率 | 競合比 約800%(社内ベンチマーク) |
技術仕様
実績
| 採用規模 | 25万台以上のECU・700以上の設計・1000社超 |
|---|---|
| 採用企業 | Ford / Boeing / 米軍 / 主要OEMのTier1 ほか |
| 関連規格 | 農機 ISO 11783 / 舶用 NMEA 2000 へ展開 |
技術仕様
提供・サポート
| ドキュメント | ssJ1939-Full ユーザーマニュアル(J1939-82 準拠) |
|---|---|
| 提供 | ソース提供・買い切り(ランタイム料なし)/見積もり対応 |
通信スタックの構成・対応仕様
通信スタックは「ドライバ層 → スタック層 → 関連機能層」の3層で構成されます。この製品の位置づけと対応仕様を示します。
トランスポート(TP/BAM)・アドレス調停・診断(DM)を完全実装。
ドライバ層Driver / BSP
MCUのCAN/LIN/Ethernetコントローラを直接制御する最下層。送受信・割込み・タイミングを担う。MCU・ペリフェラルに依存。
例: CAN Driver / BSP・LIN低レベルドライバ・Ethernet MACドライバ
▲ 上位が下位を利用
スタック層(プロトコル)Protocol Stackこの製品
プロトコルの中核。フレーム構成・状態管理・トランスポート(分割再送)・アドレッシングを実装。仕様番号に準拠。
例: CANopen(CiA 301)・J1939・UDS(ISO 14229)・ISO-TP(ISO 15765-2)
▲ 上位が下位を利用
関連機能層(アプリ/プロファイル)Application / Profile
スタックの上に乗る応用機能。デバイスプロファイル・マネージャ・LSS・ブートローダ・適合試験・設定ツールなど。
例: CiA 401 I/O・CiA 402 モーション・LSS(CiA 305)・フラッシュブートローダ・コンフィグツール
主な用途
- 商用車・建機・農機の ECU に J1939 通信を実装する
- アドレスクレーム・トランスポートを含む通信を成立させる
- 既存の車両ネットワークへ、自社ECUを追加する
導入メリット
- アドレス調停・分割転送を自前実装せずに済む
- 規格に沿った実装のため、他社ECUとの相互接続で問題が出にくい
- ソース提供のため、対象MCUへ移植できる
対応環境
- RTOS:非依存(ベアメタル可。FreeRTOS / µC/OS-II / eCos / Linux / Windows 等で実績)
- 対応バス:CAN / CAN-FD / LIN / Ethernet(製品による)
- 提供:ANSI-C ソースコード/パートナー:TI・NXP・STMicro・Microchip
よくある質問
ssJ1939-Full の見積もり・技術相談はできますか?
はい。Positive ONE Groupが取り扱っており、見積もり・技術相談に対応します。本ページのお問い合わせから対象MCUや数量をお知らせください。
この製品が含まれるソリューション
この製品は、複数製品を組み合わせた次の構成の要素です。構成全体での位置づけは各ソリューションページをご覧ください。
- 商用車・建機・農機(SAE J1939) — この製品の役割: 中核J1939 スタック × 診断 × ブートローダ × OBD適合
関連製品
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