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CANopen Master & Slave Stack CiA 301MIDDLEWARE · ミドルウェア/プロトコルスタック
SYS TEC electronic 主力 No.2

CANopen Master & Slave Stack (CiA 301)

型番 / ID: SO-877
CiA 301Master & Slaveバイアウト
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概要

CANopen Master & Slave Stack(SO-877)は、CiA 301 仕様の完全な機能を ANSI-C ソースコードで提供する CANopen プロトコルスタックです。NMT マスタ(ネットワークマネージャ)・LSS マスタ(Layer Setting Services)・SDO クライアントを含む、フル機能の CANopen マスタ/スレーブ機器を標準準拠のまま短期間で実装できます。多くの産業アプリケーションで標準適合が実証されており、開発元 SYS TEC electronic は25年以上 CANopen を継続開発してきた CiA メンバーです。

性能面では、アプリケーションレベルまで直接イベントを通知するイベント指向設計と「ゼロコピー」戦略により、リアルタイムアプリケーション/RTOSでの使用に最適です。ソースはモジュール化・スケーラブルで、多数の構成オプションにより速度とメモリ消費を最適化できます。体系的なAPI・サンプルプログラム・ターゲット別デモプロジェクト・充実したドキュメントが段階的な導入を支援します。

プラットフォームは、ベアメタルから FreeRTOS・SafeRTOS・ThreadX・Keil-RTX・SEGGER embOS・Linux・Windows まで幅広く対応。8/16/32bit の主要MCU(STM32全シリーズ・NXP S32K1xx(CAN FD)・TI・Renesas Synergy/RX・Infineon XMC/TriCore/T2G・Microchip PIC32/dsPIC33 等)でデモプロジェクトが提供されます(V5.71 対応表)。未対応プロセッサへの適応やCANドライバ移植は SYS TEC が数日で対応可能です。

ライセンスはバイアウト方式:製品ロイヤリティもランタイムライセンスも不要です。1年間の無償サポート+アップデート、テスト・ネットワーク構成用ツールチェーンが付属します(Value Pack「SO-877-VP」には CANopen DeviceExplorer・CANバスモニタ・USB/CANインターフェースも同梱)。CiA 402 や CiA 304 SRDO 等のアドオンで産業別要件にも対応できます。

主要仕様

CANopen Master & Slave Stack (CiA 301)
規格CiA 301(CANopen)
提供形態ANSI-C ソースコード(買い切り/サイト単位)
対応OSベアメタル / FreeRTOS / SafeRTOS / ThreadX / Keil-RTX / embOS / Linux / Windows
対応機能NMT Master、LSS Master、SDO Client
ライセンス製品開発のランタイム料は不要
設計Zero-Copy 実装・モジュール構成(CCM 中央層)
技術仕様

準拠規格

CANopen Master & Slave Stack (CiA 301)
プロファイルCiA 301 v4.2(CANopen アプリケーション層)
物理層CAN 2.0A/B(Classical CAN)
伝送速度10 kbit/s〜1 Mbit/s(CiA 301 標準ビットレート)
CiA 301 FULL

スタック機能(CiA 301 フル実装)

CANopen Master & Slave Stack (CiA 301)
PDO受信512/送信512。静的・動的・ビット単位マッピング、MPDO(アドオン)
SDOサーバ127/クライアント127。セグメント転送・ブロック転送、SRDクライアント
NMT/監視NMTスレーブ状態機械・ブートアップ・ノード/エラー制御、ハートビート(プロデューサ+コンシューマ127)、ライフ/ノードガーディング
同期・緊急SYNC・EMCY 各プロデューサ/コンシューマ、タイムスタンプ(高精度対応)
その他LSSマスタ/スレーブ、パラメータ保存/復元、CiA 303-3、マルチインスタンス、CANドライバソース同梱・イベント駆動API
SUPPORTED TARGETS

対応プラットフォーム(V5.71 対応表より)

CANopen Master & Slave Stack (CiA 301)
8/16bitInfineon・Philips・80x51・Atmel AVR・Silabs/Renesas・Fujitsu・Microchip・TI
32bitSTM32 F0〜H7/G4/H5(bxCAN/FDCAN)、NXP S32K1xx(CAN FD)・LPC・Kinetis・MPC56xx、TI TMS570/Hercules/TMS320/AM335x、Renesas Synergy(ThreadX)・RX72、Infineon XMC4000・TriCore・T2G、Microchip PIC32/dsPIC33、GigaDevice GD32、x86/x64、Raspberry Pi(SocketCAN)
RTOS/OSベアメタル・FreeRTOS・SafeRTOS・ThreadX・Keil-RTX・SEGGER embOS・eCos・PxROS/Windows・Linux・DOS
外部CANコントローラSJA1000・TouCAN・TwinCAN・82527・MCP2515・TDRV011
未対応ターゲットSYS TEC の適応サービス(ドライバ移植・デモ作成を数日で対応)
対応表(PDF)PDF対応ターゲット一覧をダウンロードSO-877 のソースコードに標準付属するデモプロジェクトの対応表(CANopen Stack V5.71)
ADD-ONS

アドオンパッケージ

CANopen Master & Slave Stack (CiA 301)
CiA 402(SO-1081)サーボ・インバータ等ドライブ/モーション制御プロファイル
MPDO(SO-1066)CiA 301 多重化PDO
SRDO/CiA 304(SO-1059)安全関連CANopenデバイス開発(SRDO)
Dynamic OD(SO-1074)実行時のオブジェクトディクショナリ変更(CiA 302)
SDO Gateway(SO-1078)ネットワーク間SDO転送
Flying Master(SO-1114)マルチマスタ系の動的マスタ決定(CiA 302)
Bootloader(SO-1089)CANopen経由のバイナリ転送・実行(CiA 302)
CiA 304 / SRDO

CANopen Safety(CiA 304/SRDO)の基礎

CANopen Master & Slave Stack (CiA 301)
規格CiA DS304 → EN 50325-5(CANopen EN 50325-4 の安全拡張)
SRDO構造1 SRDO=2 CANメッセージ。データは2通目でビット反転して冗長送信、IDは奇数/偶数ペア
受信監視SCT(Safeguard Cycle Time)と SRVT(2メッセージ間隔)を監視。無効SRDOで安全状態へ
原理ブラックチャネル+安全通信層(SCL)で改ざん・喪失・遅延・なりすまし等を制御
実装SRDOアドオン(SO-1059)で対応。IEC 61508 の 1oo1(Lockstep)/1oo2(二重化)設計指針あり
技術仕様

対応サービス

CANopen Master & Slave Stack (CiA 301)
PDOTPDO/RPDO(イベント・同期・インヒビット/イベントタイマ)
SDOExpedited / Segmented / Block 転送
NMTスレーブ(ステートマシン)/ハートビート・ノードガーディング
特殊機能EMCY(緊急)、SYNC、TIME、LSS(CiA 305)
オブジェクト辞書EDS/XDD/DCF 対応、静的・動的構成
技術仕様

実装・対応OS

CANopen Master & Slave Stack (CiA 301)
実装言語ANSI-C ソースコード(HAL 分離・Zero-Copy 設計)
ベアメタル対応(中央層 CCM + ドライバ層)
RTOSFreeRTOS / SafeRTOS / ThreadX / Keil-RTX / SEGGER embOS
OSLinux / Windows
CANチャネル複数チャネル構成に対応
技術仕様

提供・ライセンス

CANopen Master & Slave Stack (CiA 301)
提供形態ソースコード(買い切り/サイトライセンス)
ランタイム料不要(製品出荷数に依存しない)
ツールCANopen DeviceExplorer で診断・テスト

通信スタックの構成・対応仕様

通信スタックは「ドライバ層 → スタック層 → 関連機能層」の3層で構成されます。この製品の位置づけと対応仕様を示します。

CANopenCiA 301

デバイス(スレーブ)スタック。OD/PDO/SDO/NMT/EMCY を実装。

ドライバ層Driver / BSP
MCUのCAN/LIN/Ethernetコントローラを直接制御する最下層。送受信・割込み・タイミングを担う。MCU・ペリフェラルに依存。
例: CAN Driver / BSP・LIN低レベルドライバ・Ethernet MACドライバ
▲ 上位が下位を利用
スタック層(プロトコル)Protocol Stackこの製品
プロトコルの中核。フレーム構成・状態管理・トランスポート(分割再送)・アドレッシングを実装。仕様番号に準拠。
例: CANopen(CiA 301)・J1939・UDS(ISO 14229)・ISO-TP(ISO 15765-2)
▲ 上位が下位を利用
関連機能層(アプリ/プロファイル)Application / Profile
スタックの上に乗る応用機能。デバイスプロファイル・マネージャ・LSS・ブートローダ・適合試験・設定ツールなど。
例: CiA 401 I/O・CiA 402 モーション・LSS(CiA 305)・フラッシュブートローダ・コンフィグツール

CiA 仕様番号別の機能 ― 何ができて、何ができないか

CANopen は CiA 301 が基本(通信プロファイル)。その上に番号別の追加機能・デバイスプロファイルが積み上がります。製品がどの番号に対応するかで、できることが決まります。

CANopen Master & Slave Stack (CiA 301)
CiA番号機能対応すると制約・できないこと
CiA 301 ✓対応アプリケーション層・通信プロファイル(基本)OD(オブジェクト辞書)・PDO・SDO・NMT・SYNC・EMCY・TIME・Heartbeat。SDOブロック転送・MPDO(v4.x)。これがすべての土台。単体ではI/Oやモーション等のデバイス機能は規定しない(プロファイルが別途必要)。
CiA 1301CANopen FD アプリケーション層CAN FD 上の CANopen。最大64バイトPDO・FD対応SDO。大容量・高速ペイロード。Classic CAN ノードとは直接相互運用不可(FD対応機器同士)。
CiA 302追加機能:マネージャ・設定・ブートNMTマスタ/フライングマスタ、設定マネージャ、SDOマネージャ(動的SDO)、プログラムダウンロード、マルチレベルネットワーキング。デバイス側の入出力定義は含まない(デバイスプロファイル側)。
CiA 305LSS(レイヤ設定サービス)ノードID未設定機器のID割当・ビットレート変更を2フレームで実施。Fastscanで未設定機器を識別。プラグ&プレイ構成に必須。LSS構成はマスタ側実装が前提。スレーブのみではID自己設定不可。
CiA 306 / 311EDS / DCF / XDD(電子データシート)機器のOD記述(CiA306=INI形式EDS、CiA311=XML形式XDD/ISO 15745)。適合試験に必須、ツールでの自動構成を可能に。記述ファイルであり、実行コードそのものではない。
CiA 401デバイスプロファイル:汎用I/Oデジタル/アナログI/Oの標準化(最大64点デジタル・12点アナログ、FD版で512点)。同プロファイル機器は相互運用・交換可能。モーション制御やセンサ固有機能は対象外(402/404)。
CiA 402デバイスプロファイル:モーション/ドライブサーボ・インバータ・ステッパの制御(FSA状態機械、各動作モード、PDO/SDO)。IEC 61800-7-201/301準拠。FD版64バイトPDO。オプション機能が多く、ベンダ間の完全互換は保証されない(要EDS確認)。
CiA 404 / 417 / 447…その他デバイス/アプリプロファイル404=計測/閉ループ制御、417=エレベータ、447=特装車、422=塵芥車 など業界別の標準機能。対象業界以外には不適。実装は該当プロファイル対応製品が必要。

主な用途

  • 産業オートメーションのセンサ・アクチュエータ・I/O
  • CANopen マスター/スレーブ機器の量産
  • ネットワーク診断・構成・サービス

導入メリット

  • ランタイムライセンス料が不要
  • Zero-Copy 実装・モジュール構成で高効率
  • 新ターゲットへの移植が容易(HW層を分離)

対応環境

  • 対応OS:ベアメタル / FreeRTOS / SafeRTOS / ThreadX / Keil-RTX / embOS / Linux / Windows
  • 規格:CiA 301(Device)/ CiA 302(Manager)
  • 提供:ANSI-C ソース(買い切り・サイト単位)

よくある質問

CANopen Master & Slave Stack(SO-877)はどのような製品ですか?
CiA 301 の完全な機能を ANSI-C ソースで提供する CANopen プロトコルスタックです。NMTマスタ・LSSマスタ・SDOクライアントを含み、マスタ/スレーブ両方のフル機能デバイスを標準準拠のまま実装できます。ゼロコピー+イベント駆動でリアルタイム用途にも適します。
ライセンス費用はどのようにかかりますか?
バイアウト方式のソースコードライセンスで、製品ロイヤリティやランタイムライセンスは不要です。1年間の無償テクニカルサポートとアップデートサービスが含まれます。
使用したいMCUが対応表にない場合は?
SYS TEC が適応サービスを提供しています。CANドライバの移植や特定デモプロジェクトの実装、未対応プロセッサへの適応は通常数日で対応可能です。ご相談はPositive ONE Groupまで。

この製品が含まれるソリューション

この製品は、複数製品を組み合わせた次の構成の要素です。構成全体での位置づけは各ソリューションページをご覧ください。

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