x8 STORAGE Gen3 E1.S(着脱式ストレージ)
PCIe 3.0 x8 の着脱式NVMeストレージ。持続書込み 48 Gbit/s(ピーク56)、最大120TB、TCG OPAL 2.01対応。旧称 BRICK2 STORAGE NVMe。
製品概要
BRICK2 および DATALynx ATX4 用の、着脱式 NVMe 大容量ストレージです。旧称は「BRICK2 STORAGE NVMe」です。PCI Express 3.0 x8 のホスト接続により、記録用途のデータスループットを確保します。
持続書込み性能は 48 Gbit/s(RAID0)、ピークは 56 Gbit/s です。より高い帯域が必要な場合は、Gen4 版(持続 96 Gbit/s)を選択します。
PCI Express スイッチ技術とデータセンタ級 SSD アーキテクチャにより、信頼性と性能の安定性を確保しています。ホットスワップ/ホットプラグに対応し、μController ベースの SIODI システム管理を内蔵します。
動作温度は接続先によって異なります。ATX4 接続では −10〜+60 ℃、BRICK2 接続では −10〜+55 ℃ です(持続性能時)。拡張温度版(-104)は −30〜+70 ℃ に対応します。
主要仕様
| ホストインタフェース | b-plus xSTORAGE Interface、PCIe 3.0 x8 |
|---|---|
| RAIDコントローラ | PCIe 3.0 スイッチアーキテクチャ |
| 帯域(RAID0) | 持続書込み 48 Gbit/s/ピーク 56 Gbit/s |
| 容量 | 最大 120 TB(8× E1.S PCIe 3.0 x2 スロット) |
| 交換性 | ハードウェアトリガー+ソフトウェア誘導のホットスワップ/ホットプラグ |
| 対応ハードウェア | BRICK2、DATALynx ATX4(Add-On B2S)、COPYLynx G7 K4/K5、COPYLynx ATX4、Thunder Dock x8、TB3-x8 アダプタ |
| 対応OS | Windows 10 / 11、Ubuntu 20.04 / 22.04(Kernel 6.x) |
| RAID管理 | Windows/Linux:LDM ダイナミックディスク(SIODI Service で Linux 互換)/Linux のみ:MDADM RAID |
| 暗号化 | TCG Opal Rev 2.01(Encryption Manager ライセンスはオプション) |
| 筐体・冷却 | アルミ筐体(SSD直付け)/パッシブ冷却(ホスト側からの制御された気流が必要) |
| 動作温度(持続性能時) | −10 ℃〜+60 ℃ @ATX4/−10 ℃〜+55 ℃ @BRICK2 |
| 非動作温度/湿度 | −40 ℃〜+85 ℃/最大 90 %(結露なきこと) |
| 寸法・重量 | 280(W)× 248(D)× 22(H)mm/2.1 kg |
基本情報
| 製品カテゴリ | トレース/ランタイム解析(TRACE) |
|---|---|
| ブランド | b-plus |
| 型番 / 製品ID | x8 STORAGE Gen3 E1.S |
技術仕様
| 取得方式 | スナップショット/ストリーミング(製品による) |
|---|---|
| 対象 | RTOS / バス / ターゲットの実行時イベント |
| 転送 | JTAG/SWD/SWO/Ethernet/USB(製品による) |
| 出力 | 可視化ビュー/標準フォーマット出力 |
対応プラットフォーム
| 対応データ源 | カメラ/レーダ/SerDes(GMSL/FPDLink)・Ethernet/CAN(FD)/LIN/FlexRay |
|---|---|
| フォーマット | MDF4 / PCAPNG、時刻同期 XTSS(IEEE 802.1AS) |
提供・サポート
| 提供 | 見積もり・技術相談に対応(Positive ONE Group) |
|---|
型番・容量(x8 STORAGE Gen3 E1.S)
| B17049-B2S-202-xxxx(旧 BRICK2 STORAGE NVMe) | 015T: 15.36TB/030T: 30.72TB/060T: 61.44TB |
|---|---|
| B17102-8S3-103-xxxx | 015T: 15.36TB/030T: 30.72TB/060T: 61.44TB/120T: 122.88TB |
| B17102-8S3-104-xxxx(拡張温度) | 015T: 15.36TB/030T: 30.72TB/060T: 61.44TB |
| 動作温度(-103) | −10 ℃〜+60 ℃ |
| 動作温度(-104・拡張温度) | −30 ℃〜+70 ℃ |
| 耐久性(1 DWPD) | B2S-202: 64ヶ月/-103・-104: 36ヶ月 |
| 消費電力(-103) | 015T: 73W/55W / 030T・060T・120T: 121W/91W(TDP/標準) |
| 認証 | CE、FCC、VCCI、REACH、RoHS |
主な用途
- 試験走行データの記録と搬送
- BRICK2 / DATALynx ATX4 の記録媒体
- Gen4 ほどの帯域を要さない構成
導入メリット
- 持続書込み 48 Gbit/s。Gen4 が過剰な構成ではコストを抑えられる
- 最大120TBの大容量
- 着脱式・ホットスワップのため搬送が容易
- 拡張温度版は −30〜+70 ℃ に対応
対応環境
- ADAS/AD の実車計測環境を想定
- 時刻同期は IEEE 1588 / 802.1AS / GPS を利用
- 対応センサ・構成の適合確認は当社で承ります
よくある質問
どのセンサでも接続できますか?
SerDes の規格が同じでも、そのまま接続できるとは限りません。シリアライザの型式・リビジョン、リンク速度、PoC 仕様、I2C アドレス、映像形式(RAW ビット数・HDR・Virtual Channel)、初期化スクリプトなどがカメラごとに異なるためです。データシートと初期化スクリプトをご提供いただければ、適合を確認します。
必要な記録帯域はどう見積もりますか?
解像度、RAW ビット数、フレームレート、HDR の露光数、センサ台数から算出します。非圧縮 RAW の多カメラ構成では、記録帯域が最大の制約になります。ストレージの実効帯域は接続先によって変わるため、想定モードでの総帯域が上限に収まるかを事前に確認する必要があります。収まらない場合は、圧縮の採用、センサの分割、上位のストレージ構成の検討が必要です。
時刻同期はPTPだけで十分ですか?
不十分な場合があります。PTP は時刻を合わせる仕組みであり、各カメラが同一の瞬間に露光する保証にはなりません。厳密な同期が必要な場合は、共通トリガー(FSYNC)を全カメラへ配信し、かつ取得時刻を共通時刻ドメインへ関連付ける、二段階の設計が必要です。
見積もりや構成相談はできますか?
はい。Positive ONE Groupが取り扱っており、見積もり・技術相談に対応します。センサの仕様、必要な帯域、記録時間、同期要件をお知らせください。構成の妥当性を検討してご提案します。受託開発として統合・立ち上げまで請け負うことも可能です。
この製品が含まれるソリューション
この製品は、複数製品を組み合わせた次の構成の要素です。構成全体での位置づけは各ソリューションページをご覧ください。
- ADAS/自動運転 センサ生データ計測 — この製品の役割: 代替多カメラ・LiDARを、時刻同期して記録する
関連製品
お問い合わせ・見積もり
x8 STORAGE Gen3 E1.S(着脱式ストレージ) の見積もり・技術相談は、取扱商社である Positive ONE Group が承ります。
