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デバッグ・トレース・書込みの用語

デバッガは「止めて調べる」道具、トレースは「動いたまま記録する」道具です。追える不具合の種類が違うため、用語の整理は選定の前提になります。

この分野の用語(13語)

用語解説

JTAG IEEE 1149.1

TCK/TMS/TDI/TDO などの信号を使うデバッグ・テスト用インタフェース。複数デバイスのデイジーチェーン接続に対応します。

関連: デバッグとトレースの基礎

SWD Serial Wire Debug

Arm が定義した2線式(SWCLK/SWDIO)のデバッグインタフェース。ピン数を節約できるため小型基板で広く使われます。

関連: デバッグプローブ/オンチップデバッグ

ETM / ITM Embedded Trace Macrocell / Instrumentation Trace Macrocell

Arm コアの実行トレース機構。ETM は命令実行の履歴、ITM はソフトウェアから明示的に出力するイベントを扱います。

関連: デバッグとトレースの基礎

MCDS Multi-Core Debug Solution

Infineon AURIX に搭載されるオンチップトレース機構。マルチコアの実行時間の実測と CPU 余裕度の立証に使われます。

関連: AURIX マルチコア 車載ECU 開発

NEXUS IEEE-ISTO 5001

組込みプロセッサ向けのデバッグ・トレースの標準インタフェース。Power Architecture 系の車載MCUなどで採用されています。

関連: デバッグとトレースの基礎

ストリーミングトレース Streaming Trace

プローブ内蔵バッファに貯めるのではなく、ホストへ連続転送するトレース方式。まれにしか起きない現象を長時間追う場合に必要になります。

関連: トレース/ランタイム解析

同期停止 Cross-triggering

マルチコアで、あるコアの停止に合わせて他のコアも同時に止める機能。これがないと、止めた瞬間にシステムの状態が変わり原因究明ができません。

関連: デバッグとトレースの基礎

RTT Real Time Transfer

デバッグインタフェース経由で、ターゲットを止めずに双方向のデータ転送を行う仕組み。printf デバッグの代替として、実行への影響を抑えたログ取得に使われます。

関連: デバッグプローブ/オンチップデバッグ

在線書込み In-Circuit Programming

基板に実装した状態でフラッシュを書き込む方式。量産では治具設計、接触信頼性、タクトタイムとあわせて検討します。

関連: 量産書込みの設計

ギャングプログラミング Gang Programming

複数のターゲットを同時に書き込む方式。目標タクトタイムと1台あたりの書込み時間から、必要チャネル数を逆算して設計します。

関連: フラッシュ書込み/量産プログラミング

セキュアプログラミング

書込みイメージを暗号化し、書込み回数や日付を制限することで、委託生産先での過剰生産や知財流出を防ぐ仕組み。外部委託では実質必須の要件です。

関連: 量産書込みの設計

シリアライズ Serialization

書込み時に、シリアル番号・MAC アドレス・校正値・鍵といった個体固有データを書き込む処理。値の生成元、重複防止、失敗時の欠番処理を事前に決めておく必要があります。

関連: 量産書込みの設計

セキュアブート Secure Boot

起動時にファームウェアの署名を検証し、改ざんされたイメージの実行を防ぐ仕組み。ヒューズ書き込みなど不可逆な工程を伴うことがあり、失敗時の扱いを設計段階で決めます。

関連: 量産書込みの設計

ほかの分野の用語集

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