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デバッグプローブ/オンチップデバッグ

組込み開発用デバッグプローブ(JTAG/SWD/DAP/AURORA)を16ブランドから比較。Arm Cortex・RISC-V・AURIX/TriCore・RH850 対応機と、トレース帯域・接続方式の選定基準を解説します。

選定の考え方

デバッグプローブの選定は「対応コアが載っているか」だけでは決まりません。実務で効いてくるのは、①どの粒度のトレースが要るか(ブレークだけか、実行履歴まで追うか)②ターゲットとの物理接続(JTAG/SWD/cJTAG/AURORA、コネクタ形状、電圧レンジ)③複数コア・複数チップを同期して止められるか④CI に組み込んで無人で回せるか(Ethernet/PoE/スクリプト API) の4点です。

選定チェックポイント

ブレークポイントまでで足りるか、実行履歴が要るか
命令トレースが要るなら ETM/MCDS/NEXUS の出力方式とプローブ側のバッファ容量が決定要因になります。後からプローブだけ買い足しても、基板側にトレースポートが出ていなければ使えません。
マルチコア・マルチチップの同期停止
AURIX や車載SoCでは、コア間で止まるタイミングがずれると原因究明ができません。同期デバッグに対応した機種を選ぶ必要があります。
テストファーム/CI での無人運用
台数を並べて自動実行するなら、USB より Ethernet/PoE 対応機のほうが運用が安定します。スクリプト API の有無も確認してください。
対応 IDE とライセンス形態
同一ハードでもライセンスで機能差が出る製品があります(例:ハードウェアは同一でライセンスのみ異なるモデル)。

このカテゴリの主な製品名・型番

型番でお探しの場合はこちらからご確認ください。記載のない型番・旧製品についてもお問い合わせいただけます。

ブランド主な製品・型番
SEGGERJ-Link / J-Trace 全モデル比較表/J-Link BASE/J-Link EDU/J-Link EDU Mini/J-Link PLUS/J-Link PRO/J-Link PRO PoE/J-Link ULTRA+
PEmicroEmbedded Multilink ACP/GDB Server Plug-In (ARM)/ICD Debugger Software/PEmicro 選定ガイド(Multilink / Cyclone)/USB Multilink ACP/USB Multilink Universal/USB Multilink Universal FX
PLSSPC5-UDESTK (ST SPC5無償スターターキット)/UAD2next (Debug + Trace)/UAD2pro (Debug)/UAD3+ (High-End Trace)/Universal Debug Engine (UDE)
iSYSTEMBlueBox iC5000/BlueBox iC7mini/winIDEA XCP Master(Debug over XCP)
Cosmic SoftwareZAP Source-Level Debugger

取扱ブランド

デバッグプローブ/オンチップデバッグの取扱製品(26件)

製品ブランド概要
BlueBox iC5000iSYSTEMBlueBox iC5000 は、iSYSTEM の実績あるオンチップアナライザです。幅広い車載・産業MCUのデバッグとトレースに対応し、MPC5xxx 等のパワートレイン系MCUでも利用されてきました。
BlueBox iC7miniiSYSTEMBlueBox iC7mini は、iC7 ファミリのエントリ機です。
Embedded Multilink ACPPEmicroEmbedded Multilink ACP は、評価ボードや製造装置に組み込む基板実装型のデバッグ/プログラミングインターフェースです。ARM Cortex-M 向けに、JTAG / SWD でのデバッグ・FLASH書き込みを、ホスト機器に統合した形で提供します。
GDB Server Plug-In (ARM)PEmicroGDB Server Plug-In(ARM)は、PEmicro の Multilink / Cyclone / OpenSDA デバッグハードウェアを、Eclipse系の ARM IDE から利用するための無償プラグインです。
ICD Debugger SoftwarePEmicroICD Debugger Software は、PEmicro の在線デバッガソフトウェアです。Multilink / Cyclone 等のハードウェアインターフェースでターゲットに接続し、プロセッサのデバッグモードを使ってオンチップリソースへアクセスします。
J-Link / J-Trace 全モデル比較表SEGGERJ-Link 全7モデル+J-Trace 全4モデルの公式比較表。BASE と PLUS はハード性能が同一でライセンス差のみ。
J-Link BASESEGGER業界標準デバッグプローブの基本モデル。JTAG/SWD、フラッシュ無制限ブレークポイント。
J-Link EDUSEGGER教育・非商用向けの低コスト J-Link。
J-Link EDU MiniSEGGER最小・最安の教育向け J-Link。
J-Link PLUSSEGGERRTT・無制限フラッシュブレークポイントなどフル機能を備えた標準プローブ。
J-Link PROSEGGEREthernet対応のプロ向けプローブ。最大4MB/s、RTT、テストファーム構築に最適。
J-Link PRO PoESEGGERPower-over-Ethernet 対応。大規模テストファーム向けプログラミング/デバッグプローブ。
J-Link ULTRA+SEGGER高速ダウンロードに最適化された上位プローブ。
J-Link 選定ガイド(アダプタ/ライセンス)SEGGERJ-Link のモデル比較・同梱品・アダプタ全30種に加え
OzoneSEGGERJ-Link/J-Trace 用のフル機能グラフィカルデバッガ兼パフォーマンス解析ツール。
PEmicro 選定ガイド(Multilink / Cyclone)PEmicroPEmicro の製品は大きく2系統に分かれます。開発中にPCへ接続して使う「Multilink」(デバッグプローブ)と、量産ラインでPCなしに自立動作する「Cyclone」(量産書込み機)です。用途が根本的に異なるため、ここを取り違えると使えません。
SPC5-UDESTK (ST SPC5無償スターターキット)PLSSPC5-UDESTK は、STMicroelectronics SPC5 32bit 車載MCU 向けの UDE スターターキット版(SPC5-UDESTK-SW)です。ST 公式エコシステムの認定パートナー製品として提供されます。
UAD2next (Debug + Trace)PLSUAD2next(Universal Access Device 2next)は、UAD ファミリのデバッグ&トレース両対応のオールラウンド機です。UDE と組み合わせ、対応する全32/64bitマイコン・組込みプロセッサへ高速・堅牢に通信します。
UAD2pro (Debug)PLSUAD2pro(Universal Access Device 2pro)は、PLS の UAD ファミリのコンパクトなデバッガ・ターゲットアクセスデバイスです。UDE と組み合わせ、対応する全32/64bitマイコン・組込みプロセッサへの高速で堅牢な通信を提供します。
UAD3+ (High-End Trace)PLSUAD3+(Universal Access Device 3+)は、UAD ファミリの最上位機(High-End Trace/マルチターゲット)です。UDE と組み合わせ、対応する全32/64bitマイコン・組込みプロセッサへ高速・堅牢に通信します。
USB Multilink ACPPEmicroUSB Multilink ACP は、ARM Cortex-M に特化した低コストのオールインワン・デバッグプローブです。JTAG / SWD で ARM デバイスにアクセスし、実行制御・メモリ/レジスタ操作・FLASH書き込みを行えます。
USB Multilink UniversalPEmicroUSB Multilink Universal は、PEmicro の定番オールインワン・デバッグプローブです。
USB Multilink Universal FXPEmicroUSB Multilink Universal FX は、PEmicro の高速デバッグ/書き込みインタフェースです。対応マイコンへの在線アクセスに加え、書き込み速度を重視した構成になっています。
Universal Debug Engine (UDE)PLSUniversal Debug Engine(UDE)は、PLS のマルチコア対応デバッグ・トレース・テスト統合環境(ソフトウェア)です。
ZAP Source-Level DebuggerCosmic Software直感的なソースレベルデバッガ。PC/Windows上で完全なC言語開発・デバッグ環境を提供。
winIDEA XCP Master(Debug over XCP)iSYSTEMwinIDEA XCP Master は、ASAM 標準 AE MCD-1 XCP SW-Debug(2017年11月リリース)を実装し、測定/校正ソフトとデバッガソフトを共通のターゲットハードウェアインタフェースで同時利用できるようにします。

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