SEGGER · デバッグプローブ 選定ガイド
J-Link 選定ガイド(アダプタ/ライセンス) 型番 / ID: ADAPTERS
J-Link は「本体を買えば全部使える」製品ではありません。ソフト機能はモデルでライセンスが分かれ、BASE には Ozone / J-Flash / 無制限フラッシュBP / モニタモードが含まれません。接続用アダプタも 20ピンリボンケーブル以外はすべて別売です。
購入前に必ず確認したい2点
①
J-Link BASE には Ozone・J-Flash・無制限フラッシュブレークポイント・モニタモードデバッグ・RDI が含まれません。 これらは PLUS 以上に標準搭載されます(BASE と PLUS は
ハード速度が同一 で、違いはライセンスだけです)。
②
箱に入るのは本体・USBケーブル・0.1" 20ピン リボンケーブルのみ。 9/19ピン Cortex-M、STDC14、Renesas RX、ニードル、アイソレータ等はすべて別売です。
▶ SDK/DSK・Embedded Studio・組込みミドルウェアまで含めた全体像は
SEGGER 製品構成・ライセンス設計ガイド をご覧ください。
モデル比較 — ハード性能とソフトライセンス
J-Link の違いは ①ハードウェア性能(速度・接続形態) と ②ソフトウェアライセンス(どの機能が使えるか) の2軸です。混同されがちですが、この2つは独立しています。
最重要:BASE と PLUS はハード性能が完全に同じです。 どちらも 1.0 MB/s・15 MHz。違いは下表「ソフトウェア機能」だけです。BASE を選ぶ=Ozone・J-Flash・無制限フラッシュBP・モニタモードを諦める ということを意味します。逆に、速度が欲しいのであれば PLUS ではなく ULTRA+ / PRO(4.0 MB/s・50 MHz)を選ぶ必要があります。
J-Link 選定ガイド(アダプタ/ライセンス)
項目 J-Link BASE J-LINK-BASE J-Link PLUS J-LINK-PLUS 迷ったらこれ J-Link WiFi J-LINK-WIFI J-Link ULTRA+ J-LINK-ULTRA J-Link PRO J-LINK-PRO J-Link PRO PoE J-LINK-PRO-POE J-Link EDU Mini J-LINK-EDU-MINI
ハードウェア仕様(後から変更できません)
ホスト接続 USB USB USB / WiFi USB USB / Ethernet PoE / Ethernet USB RAM書込み速度実測はターゲット依存 1.0 MB/s 1.0 MB/s 1.0 MB/s 4.0 MB/s 4.0 MB/s 4.0 MB/s 200 KB/s ターゲットIF 速度JTAG / SWD 最大 15 MHz 15 MHz 15 MHz 50 MHz 50 MHz 50 MHz 4 MHz SPI 速度外部SPIフラッシュ直結時 12 MHz 12 MHz 12 MHz 50 MHz 50 MHz 50 MHz 4 MHz SWO 速度 30 MHz 30 MHz 30 MHz 100 MHz 100 MHz 100 MHz 4 MHz VCOM ボーレート仮想COMポート 115,200 Bd 115,200 Bd 115,200 Bd 10 MBd 10 MBd 10 MBd — 高速サンプリング変数の実時間サンプリング 1 kHz 1 kHz 1 kHz 無制限 無制限 無制限 1 kHz 対応ターゲット電圧 1.2–5 V 1.2–5 V 1.2–5 V 1.2–5 V 1.2–5 V 1.2–5 V 3.3 V のみ 形状 Classic / Compact Classic / Compact — — — — —
ソフトウェア機能(ライセンス — BASE は後から追加購入できます)
Real-Time Transfer (RTT)printf の数百倍高速なターゲット⇔ホスト双方向I/O。SystemView の伝送路。 ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ GDB ServerEclipse系・VS Code など GDB ベース環境で使う。 ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ Flash DownloadIDE 側にフラッシュローダが無い場合に J-Link 側で書き込む。 ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ 無制限フラッシュブレークポイントHW BP(Cortex-M で4〜6個)を超えて、フラッシュ上に無制限にBPを置ける。 ✕ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ J-Flash / J-Flash SPIGUI/CLI の書込みツール。外部 SPI NOR フラッシュへの直接書込みも。 ✕ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✕ Ozone デバッガSEGGER 純正のスタンドアロンGUIデバッガ。任意のツールチェーンのELFを読める。 ✕ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ モニタモードデバッグCPU を止めずにデバッグ。モータ制御・BLE 等、停止できない系で必須。 ✕ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✕ RDI インタフェースRDI 準拠デバッガ(レガシー環境)との接続。 ✕ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✕
用途
向いている用途 まず J-Link を導入したい/OpenOCD 等と併用する 商用開発の標準機。迷ったらこれ ケーブルを引けない場所・回転機・移動体のターゲット 大容量FW・SystemView 多用・RTT を高頻度で流す ターゲットを PC から離す/複数人・CI で共有する テストファームを多数並べる(配線を減らしたい) 教育・学習・ホビー(商用利用は不可)
✓ 標準で使用可✕ 別途ライセンスが必要 / 非対応
読み解き方
BASE を選ぶなら: RTT・GDB Server・Flash Download は使えます。Eclipse系IDE や VS Code で普通にデバッグする分には成立します。ただし ブレークポイントは CPU のハードウェアBP(Cortex-M で4〜6個)が上限 です。フラッシュ上のコードを本格的にデバッグするなら、この制限は早い段階で効いてきます。
PLUS を選ぶなら: Ozone・J-Flash・無制限フラッシュBP・モニタモード・RDI が最初から全部入りです。商用開発の標準はここ です。BASE との価格差は、後からアップグレードライセンスを買う場合とほぼ変わらないため、最初から PLUS を選ぶ方が確実です。
ULTRA+ / PRO を選ぶなら: ソフト機能は PLUS と同じで、ハード性能が上がります (4倍速の 4.0 MB/s、50 MHz)。大容量ファームの書込み待ちが開発サイクルを圧迫している、SystemView で RTT を大量に流す、といった場合に効きます。PRO はさらに Ethernet 接続で、ターゲットを PC から離せます。
EDU / EDU Mini は商用利用できません。 教育・学習・ホビー用途に限定されたライセンスです。EDU Mini は 3.3V 固定・200 KB/s・4 MHz と性能も限定的で、業務用途には適しません。
同梱品とオプション — 箱に入るもの / 入らないもの
J-Link は「本体を買えば動く」製品ですが、接続できるのは 0.1" 20ピン ヘッダを持つターゲットに限られます 。ターゲット基板のコネクタが違えば、その時点でアダプタの追加購入が必要です。見積り段階でここを確定しておかないと、届いた翌日に「挿さらない」ということになります。
✓ 箱に入っているもの(全モデル共通)
J-Link 本体 USB ケーブル 0.1" 20ピン リボンケーブル(18 cm) ソフトウェア更新(無償・永続) Basic サポート 1年
✕ 入っていないもの(=オプション)
ソフトウェアライセンス BASE のみ該当。Ozone / J-Flash / 無制限FlashBP / モニタモード / RDI は BASE には含まれず、別売。PLUS 以上は最初から全部入り。20ピン以外のアダプタ 9/19ピン Cortex-M、STDC14、TI、Renesas RX、Xilinx… すべて別売。ターゲットのコネクタ形状で必要品が決まります。アイソレータ JTAG / SWD / USB の各アイソレータは別売。延長保証(Extended Coverage) HW保証+Basic サポートの +12/+24ヶ月延長。※購入時のみ選択可。後から追加できません。
延長保証(Extended Coverage)は購入時にしか付けられません。 ハードウェア保証と Basic サポートを +12ヶ月 / +24ヶ月 延長するオプションですが、後日の追加は不可 です。長期プロジェクトで使う予定があれば、発注時に必ずご検討ください。
逆に、後からでも追加できるもの: ソフトウェアライセンス(BASE→PLUS アップグレード)と、各種アダプタ・アイソレータです。まず BASE で始めて、必要になった時点で PLUS 相当へ引き上げる進め方も可能です。
対応コア — J-Link は Arm 専用ツールではありません
J-Link は Arm 向けというイメージが強いですが、実際には Cadence Tensilica(ESP32 の Xtensa を含む)・Microchip PIC32・
Renesas RX・RISC-V・Silicon Labs 8051 まで対応します。対応デバイスは数万点に及び、随時追加されています。
Arm Cortex-M マスマーケット MCU
Cortex-M0 / M0+ / M1 / M3 / M4 / M7 / M23 / M33 / M52 / M55 / M85
最も一般的な組込みMCU。SC000(M0 secure)・SC300(M3 secure)にも対応。
Arm Cortex-A アプリケーションプロセッサ(32/64bit)
Cortex-A5 / A7 / A8 / A9 / A12 / A15 / A17 / A35 / A53 / A55 / A72
Linux が載るクラス。Zynq・i.MX・Sitara 等の FPGA/SoC 内蔵コアを含む。
Arm Cortex-R リアルタイム/機能安全
Cortex-R4 / R5 / R8 / R52
車載・産業のリアルタイム制御。R52 は機能安全用途で採用が進む。
Arm レガシー 旧世代 Arm
ARM7 / ARM9 / ARM11
保守・長期供給案件で依然として現役。
RISC-V オープンISA
RV32 / RV64
2026年7月、J-Link / J-Trace が Andes Trace に対応。RISC-V のトレース解析が強化されました。
Renesas RX Renesas 独自コア
RX110 / RX111 / RX140 / RX210 / RX21A / RX220 / RX610 / RX621 / RX62G / RX62N / RX62T / RX630 / RX631 / RX63N / RX63T / RX660 / RX671
JTAG に加え FINE インタフェースに対応(RX FINE Adapter が必要)。
Cadence Tensilica DSP / AI アクセラレータ
Xtensa LX6 / LX7 / HiFi 1 / 1s / 3 / 3z / 4 / 5 / 5s / Fusion F1
ESP32(Xtensa LX6/LX7)を含む。オーディオDSPやAI推論コアの領域。
Microchip PIC32 MIPS 系
PIC32MX / PIC32MZ
接続には Microchip Adapter (RJ12 / 14ピン MIPS ヘッダ)が必要。ICSP にも対応。
Silicon Labs 8051 8bit
EFM8
C2 デバッグインタフェース。接続には SiLabs C2 Adapter が必要。
ベンダ固有コアには専用アダプタが必要です。
Renesas RX の FINE には RX FINE Adapter 、Microchip PIC32 には Microchip Adapter 、
Silicon Labs の C2 には SiLabs C2 Adapter が必要になります。
コネクタ形状から必要なアダプタを逆引きできるよう、「アダプタ一覧」カードに全30種を掲載しています。
個別デバイスの対応可否は当社にて確認します。 対象MCU の型式をお知らせください。
万一 J-Link のデバイスリストに無い場合でも、J-Link DSK を使えば自社でデバイス対応を追加できます。
ターゲットインタフェースと、その落とし穴
JTAG / cJTAG / SWD / SWO は全モデルが対応します。一方で VCOM には見落とされがちな制約が3つ あり、
ベンダ固有インタフェース(Renesas FINE・Microchip ICSP)には専用アダプタが必要です。
JTAG 全モデル対応
標準的な4線(TCK/TMS/TDI/TDO)デバッグインタフェース。
4線JTAG 使用時は VCOM が使えません。 VCOM が使う ピン5 が TDI として必要になるためです。
cJTAG 全モデル対応
2線化された JTAG(Compact JTAG)。ピン数を削減できる。
SWD 全モデル対応
Arm の2線式デバッグインタフェース。Cortex-M では事実上の標準。
SWO 全モデル対応
単線のトレース出力。printf 代替や ITM イベント出力に使う。
速度はモデル差が大きい:PRO/Ultra/PoE は 100 MHz、PLUS/BASE/WiFi は 30 MHz、EDU Mini は 4 MHz。
Renesas FINE アダプタ / 条件あり
Renesas RX 系の1線式インタフェース。
接続には RX FINE Adapter が必要です。
Microchip ICSP アダプタ / 条件あり
Microchip の In-Circuit Serial Programming。
接続には Microchip Adapter が必要です。
VCOM(仮想COMポート) アダプタ / 条件あり
J-Link が COM ポートとしても見える機能。UART ログ用の変換アダプタが不要になる。
3つの制約: ① EDU Mini は非対応 ② 4線JTAG 使用時は使用不可 (ピン5がTDIになるため) ③ 出荷時は無効 (J-Link Configurator で有効化が必要)。速度は PRO/Ultra/PoE が 10 MBd、PLUS/BASE/WiFi が 115,200 Bd。
VCOM の落とし穴は特に注意してください。
「J-Link があれば UART 用の USB 変換アダプタは要らない」と考えて基板設計を進めると、
4線JTAG を使う設計では VCOM が使えず 、結局 UART 変換が必要になります。
SWD であれば併用できるため、VCOM を当てにするなら SWD を前提に設計してください。
トレースの壁 — J-Link は ETM に対応しません
これは J-Link 選定における最大の分岐点のひとつです。
J-Link が対応するのは ETB / MTB (ターゲットMCU内部のバッファに履歴を溜める方式)までです。
命令実行を連続的に外部へ吐き出す ETM / PTM / N-Trace BTM には対応せず、J-Trace 製品ファミリーが必要 になります。
✓
ETB / MTB Trace
J-Link で対応
ETB(Embedded Trace Buffer)/MTB(Micro Trace Buffer)は、ターゲットMCU内部のバッファ に実行履歴を溜める方式です。J-Link から読み出せます。Cortex-M3 / M4 / M7 および Cortex-A/R で、ターゲット側がこの機能を実装している場合に限り 利用できます。
バッファ容量が小さく、直近の限られた区間しか残りません 。長時間の連続トレースやコードカバレッジには使えません。
✕
Cortex ETM Trace
J-Trace が必要
ETM(Embedded Trace Macrocell)は命令実行を連続的に外部へ吐き出す 方式で、真の意味での実行トレースです。
J-Link は ETM に対応しません。 ETM には専用のトレースポート配線と、それを受けるプローブが必要で、J-Trace 製品ファミリーが必要 になります。加えてターゲット基板側に ETM/Trace Port の配線・コネクタ設計 が必須です。
✕
Cortex-A PTM Trace
J-Trace が必要
Cortex-A 向けの Program Trace Macrocell。
J-Link では取得できません。J-Trace が必要です。
✕
RISC-V N-Trace BTM
J-Trace が必要
RISC-V の分岐トレース(Branch Trace Messaging)。
J-Link では取得できません。J-Trace が必要です。
さらに重要:トレースの要否は「基板設計の段階」で決めてください。
ETM を使うには、ターゲット基板側に Trace Port の配線とコネクタ(MIPI-60・Mictor 38 等)の設計 が必要です。
基板が完成してから「再現しない不具合を追いたいのでトレースを取りたい」となっても、配線が無ければ物理的に取得できません 。
再現性の低い不具合・コードカバレッジ・性能プロファイリングが想定される案件では、設計初期に J-Trace を前提とした基板設計をご検討ください。
J-Trace PRO を選ぶ場合、別途 J-Link を買い足す必要は通常ありません。
J-Trace PRO は J-Link 相当のデバッグ機能と高度機能ライセンス(J-Flash・無制限フラッシュBP・Ozone 等)を含みます。
選定フロー — 4ステップで構成が決まります
上から順に4つの問いに答えるだけで、モデル・アダプタ・アイソレータの必要な型番が確定 します。ステップ1(ソフト機能の壁)が最大の分岐で、ここを間違えると後から効いてきます。
STEP 1 モデルを決める(ソフト機能の壁)
Ozone・J-Flash・無制限フラッシュBP・モニタモードを使いますか?
使う(=商用開発のほぼ全て)
PLUS 以上を選択。BASE では使えません。
使わない/OpenOCD 等で足りる
BASE で可。後から BASE→PLUS アップグレードも可能です。
ここが最大の分岐点。BASE と PLUS はハード速度が同一(1 MB/s・15 MHz) で、違いはソフトライセンスだけです。
▼
STEP 2 速度・接続形態を決める
書込みが遅い/PC から離れた場所に置く/複数人で共有しますか?
大容量FW・RTT を多用 → 速度が欲しい
ULTRA+(4 MB/s・50 MHz)。PLUS と 100% 互換。
ターゲットを PC から離す・CI で共有
PRO(Ethernet)。台数を並べるなら PRO PoE。
速度が要らないなら PLUS で足ります。PRO は「速いから」ではなくEthernet/絶縁が要るとき に選ぶものです。
▼
STEP 3 ターゲットのコネクタ形状を確認する
ターゲット基板のデバッグコネクタは何ピンですか?
0.1" 20ピン(標準)
付属リボンケーブルでそのまま接続。追加購入は不要です。
9ピン / 19ピン 0.05" Cortex-M
9-Pin / 19-Pin Cortex-M Adapter が必要。
ST STDC14 / TI / Renesas RX / Xilinx 等
各ベンダ固有アダプタが必要。
コネクタが無い(パッドのみ)
6/10ピン Needle Adapter。
未確定の試作基板
Flying Wire Adapter。
箱に入っているのは 20ピンリボンケーブルだけ です。それ以外の形状はすべてアダプタが別途必要になります。
▼
STEP 4 電源・電気的条件を確認する
ターゲットの給電・ノイズ・電位差に問題はありませんか?
ターゲットに電源が無い
5V / Target Supply Adapter で J-Link から給電。
VTref が出ていない
Supply Adapter で I/O 電圧を固定供給。
PC とターゲットの GND が違う/モータ制御系
JTAG / SWD Isolator で絶縁(必須級)。
波形が乱れて接続が不安定
Signal Smoothing Adapter。
5V を超える書込み電圧が要る
Programming Voltage Adapter。
モータ制御・高電圧・センサ系ではアイソレータが事実上必須 です。絶縁を怠ると PC 側まで壊れます。
この4点をお送りいただければ、当社で型番一式を確定します: ①ターゲットMCU の型番 ②デバッグコネクタの形状(回路図の該当部で結構です) ③使用IDE ④台数。モニタモード/トレース/量産書込みの要否も併せてお知らせください。
アダプタ全ラインナップ(30種)
SEGGER のアダプタは、公式に アクティブ(電源・測定・信号整形)/パッシブ(コネクタ形状変換)/ニードル(コネクタ非実装基板へ針で接触) の3種に分類されます。どれが必要かは「ターゲット基板のコネクタ形状」と「電源・ノイズ条件」の2点で決まります。
アクティブ 7
パッシブ 21
ニードル 2
アイソレータ 3
まず確認: ターゲットが 0.1" 20ピン標準ヘッダ なら、付属のリボンケーブルでそのまま接続でき、アダプタは不要です。それ以外の形状(0.05" 9/19ピン Cortex-M、ST STDC14、TI、Renesas RX、Xilinx…)はすべて専用アダプタが必要になります。
アクティブアダプタ — 電源を供給する・信号を整える・測定する
いずれも 20ピン 1:1 スルー構造で、J-Link とデバッグケーブルの間に挟み込むだけ で使えます(既存の接続を変更する必要がありません)。
5V Target Supply Adapter
5V ターゲット給電
ターゲットへ 5V を供給。20ピン 1:1 スルーなので、J-Link と既存デバッグケーブルの間に挟むだけ。
ターゲット基板に電源を用意せず、J-Link 側から 5V を給電したいとき。
Target Supply Adapter
ターゲット給電(可変)
ピン19 経由でターゲットへ給電。既定 3.3V で、抵抗の載せ替えにより電圧を変更可能。
3.3V 系ターゲットを J-Link から給電したい/給電電圧を調整したいとき。
Supply Adapter
VTref 固定供給
VTref(ピン1)に固定の I/O 電圧を与える。抵抗1本の交換で 1.2〜5.0V に対応。
ターゲットが VTref を出していない基板で、J-Link に I/O 電圧を認識させたいとき。
Programming Voltage Adapter
書込み電圧供給(>5V)
外部から与えた2系統の電圧をターゲットへ供給。5V を超える書込み電圧が要るデバイス向け。
高電圧の書込み(VPP)を要求するレガシーMCU・特殊デバイスを扱うとき。
Signal Smoothing Adapter
信号整形(ringing 対策)
直列抵抗(既定 47Ω・変更可)で信号の立上り/立下りを鈍らせ、オーバーシュート・リンギングを抑える。
配線が長い・容量負荷が重く、JTAG 波形が乱れて接続が不安定なとき。
Measurement + Patch Adapter
測定+パッチ
全デバッグ信号にテストポイントを引き出す。VTref・ターゲット給電をジャンパで切離せる。
オシロ/ロジアナで波形を見たい。標準コネクタを持たない基板へ手配線したいとき。
Test Farm Power Adapter
テストファーム電源制御
ターゲットの電源を遠隔でON/OFF。自動リブートと省電力を CI から制御できる。
テストファーム/CI で、ターゲットの電源断・再起動を自動化したいとき。
パッシブアダプタ — コネクタ形状を変換する
ターゲット基板のヘッダ形状に合わせて選びます。ここが「箱に入っていないもの」の本体 です。
Arm 標準コネクタ(6種)
9-Pin Cortex-M Adapter
9ピン Cortex-M
20ピン 0.1" → 9ピン 0.05" Samtec FTSH(Arm 定義)。JTAG / SWD / SWO 対応。
小型基板でよく使われる 9ピン Cortex-M ヘッダに挿すとき。
19-Pin Cortex-M Adapter
19ピン Cortex-M
20ピン 0.1" → 19ピン 0.05" Samtec FTSH(Arm 定義)。既定で TRST 未接続(半田ブリッジ NR1 で接続可)。
19ピン Cortex Debug+ETM ヘッダの基板に挿すとき。
ARM-14 Adapter
ARM 14ピン
20ピン 0.1" → 14ピン 0.1"(Arm 定義の代替コネクタ)。ARM7 / 9 / 11 世代向け。
レガシーな ARM7/9/11 基板の 14ピン JTAG に接続するとき。
2mm Adapter
2mm ピッチ 20ピン
標準20ピン → 20ピン 2mm ピッチ。ピン配置は同一の 1:1 変換。
2mm ピッチの 20ピンヘッダを実装した基板に接続するとき。
RAFF Adapter
ライトアングル F-F
1:1 のライトアングル メス-メス変換。リボンケーブルの代わりに使える。
J-Link Compact を基板のピンヘッダへ直挿しし、省スペースに収めたいとき。
50-Mil 10-Pin Patch Adapter
10ピン 0.05" パッチ
20ピン → 10ピン 0.05"。ピン配置が非標準の基板に対し、20/10ピン間を任意配線できる。
10ピン Cortex-M 形状だがピンアサインが独自、という基板に合わせ込むとき。
ベンダ固有コネクタ(12種)
STDC14 Adapter
ST STDC14
20ピン 0.1" → 14ピン 0.05"(ST 定義の STDC14)。
STM32 の現行 Nucleo / Discovery 等、STDC14 ヘッダの ST 基板に接続するとき。
RX Adapter
Renesas RX 14ピン
Renesas RX600/200/100 の 14ピン JTAG へ変換。ジャンパで 3.3V / 5V のターゲット給電も可能。
Renesas RX シリーズの基板をデバッグするとき。
RX FINE Adapter
Renesas FINE
Renesas FINE インタフェース(RX63xx / RX2xx / RX1xx)に接続。
RX で JTAG ではなく FINE 1線式インタフェースを使うとき。
TI-CTI-20 Adapter
TI CTI-20
標準20ピン → TI CTI-20 コネクタ。AM335x EVM などに対応。
TI の CTI-20 コネクタを持つ評価ボードに接続するとき。
14-Pin TI Adapter
TI 14ピン
20ピン 0.1" → TI 定義 14ピン 0.1" JTAG(BeagleBoard / OMAP3530 等)。
TI MCU の 14ピン JTAG ヘッダに接続するとき。
Microchip Adapter
Microchip PIC32
PIC32 の RJ12 モジュラ、14ピン MIPS ヘッダ、6ピン PICkit(オプション実装)に対応。
Microchip PIC32 系のターゲットをデバッグするとき。
Microchip 2-Wire JTAG TDI Adapter
Microchip 2線JTAG
Microchip IS208x 系 MCU の 5ピン 1列 0.1" コネクタに対応。
Microchip IS208x をデバッグするとき。
SiLabs C2 Adapter
SiLabs C2
20ピン → 10ピン 0.1"。Silicon Labs C2 デバッグインタフェース(8051系)に対応。
Silicon Labs の C2 インタフェース機(EFM8 等)を扱うとき。
Xilinx Adapter
Xilinx / Zynq
14ピン 2mm の Xilinx JTAG コネクタへ。Zynq の Cortex-A9 等 FPGA 内蔵コアにアクセス。
Xilinx Zynq / FPGA 内蔵 Arm コアをデバッグするとき。
Intel FPGA Adapter
Intel FPGA(旧 Altera)
10ピン 100-mil の Intel FPGA JTAG へ。Cyclone V のデュアル Cortex-A9 等に対応。
Intel(Altera)FPGA 内蔵の Arm コアをデバッグするとき。
SiFive-ARTY Adapter
SiFive RISC-V(ARTY)
ARTY ボードで SiFive RISC-V ビットストリームを動かす際の JD ヘッダに接続。
ARTY ボード上の SiFive RISC-V コアをデバッグするとき。
PPC 14-Pin Adapter
PowerPC 14ピン
NXP PowerPC / Qorivva(MPC5xxx 等)の 14ピン PPC コネクタへ変換。
車載系の PowerPC / Qorivva ECU をデバッグするとき。
トレース系コネクタ(3種)
MIPI-60 Adapter
MIPI-60
19ピン JTAG/SWD+Trace コネクタ(最大4ピン TPIU トレース)と Arm 標準20ピンを提供。TI Jacinto7 等。
MIPI-60 を持つハイエンド SoC でトレースを取りたいとき。
Mictor 38 Adapter
Mictor 38
38ピン Mictor の GND / JTAG ピンを 20ピン側へ接続(※トレースピンは非接続)。
Mictor 38 コネクタの基板に、J-Link で JTAG デバッグ接続したいとき。
Flying Wire Adapter
フライングワイヤ
20ピン → 10ピン列。ジャンパワイヤ10本付属で、任意のピンへ手配線できる。
コネクタ未確定の試作基板、ST Discovery 等へ手配線で繋ぎたいとき。
ニードルアダプタ — 基板にコネクタを載せない設計のために
量産基板ではデバッグコネクタを実装せず、パッドだけを残して針で接触 させるのが定石です。実装コストと基板面積を削減できます。位置決めピンにより誤った向きでは挿さらない構造です。
6-Pin Needle Adapter
6ピン ニードル
20ピン → 6ピン ニードル。位置決めピン3本で誤挿入不可。※SWD 専用(JTAG 不可)。
コネクタを実装しない量産基板に、パッドへ針を当てて書込み・デバッグするとき。
10-Pin Needle Adapter
10ピン ニードル / TAG-Connect
20ピン → 10ピン 0.05" ニードル(TAG-Connect パターン)。位置決めピン3本で誤挿入不可。
基板にコネクタを載せずコストと実装面積を削りたい量産設計で。
アイソレータ — 絶縁が必要になるケース
開発・量産の現場には、ツールを壊しうる要因(ノイズ、電気的スパイク、過渡的な過電圧、グランドループ)が潜んでいます。以下に当てはまる場合、アイソレータは「あると良い」ではなく事実上の必須品 です。
絶縁が必要な典型ケース
・PC とターゲットの GND 電位が異なる (=ガルバニック絶縁が必要)
・モータ制御・インバータ・電源系 — 電気的スパイクが頻発し、PC 側まで破損しうる
・センサ/アナログ回路の開発 — PC 由来のノイズがターゲットの ADC 測定を汚す
・高電圧を扱う装置の測定
ターゲット側 JTAG Isolator
JTAG 絶縁
標準20ピン JTAG 間に挿入し、高速フォトカプラで絶縁。ターゲット側とエミュレータ側は個別給電。
SWD には使用不可(SWD は TMS を双方向で使うため)。SWD なら SWD Isolator を使用。
ターゲット側 SWD Isolator
SWD 絶縁
標準20ピン 0.1" 間に挿入し、高速デジタルアイソレータで絶縁。SWCLK / SWDIO / SWO / RESET に対応。
J-Link から ピン19 に 5V 給電が必要(J-Link Commander で `power on perm`)。
ホスト側 USB Isolator
USB(ホスト側)絶縁
PC と J-Link の間の USB を絶縁。J-Link とターゲットの両方を PC から切離す。
ホスト側絶縁時は USB が Full Speed(12 Mbit)に制限。消費電流は 200 mA まで。
JTAG と SWD でアイソレータが別製品である点にご注意ください。 JTAG Isolator は SWD に流用できません(SWD は TMS ピンを双方向で使うため、JTAG 用の絶縁回路では通りません)。SWD を使う場合は必ず SWD Isolator をお選びください。
ターゲット側絶縁とホスト側絶縁の違い: JTAG / SWD Isolator はターゲット側 を切り離します。USB Isolator はホスト(PC)側 を切り離し、J-Link とターゲットの両方を PC から絶縁します。ADC の測定精度を重視する用途では、デバッグプローブ由来のノイズも遮断できるホスト側絶縁が有効です。
安全上の注意: SEGGER のアイソレータが提供するのは基礎絶縁(basic isolation) です。危険電圧を扱う場合、追加の保護手段なしに使用しないでください。人体の安全を確保するには、一次絶縁が破壊された場合に備えた二重絶縁/強化絶縁の構成が必須です。
よくある質問 J-Link を買えば全機能が使えますか? いいえ。J-Link BASE には Ozone・J-Flash・無制限フラッシュブレークポイント・モニタモードデバッグ・RDI が含まれません 。これらは J-Link PLUS 以上に標準搭載されるか、BASE に対して別途アップグレードライセンス(BASE→PLUS)を購入する必要があります。RTT・GDB Server・Flash Download は BASE でも使えます。
BASE と PLUS は速度が違いますか? 違いません。BASE も PLUS も RAM 書込み 1.0 MB/s・ターゲットIF 15 MHz で、ハードウェア性能は同一 です。両者の違いはソフトウェアライセンスのみです。速度が欲しい場合は ULTRA+ / PRO(4.0 MB/s・50 MHz)を選びます。
箱には何が入っていますか? J-Link 本体・USB ケーブル・0.1" 20ピン リボンケーブル(18 cm)です。ソフトウェア更新は無償・永続、Basic サポートが1年付きます。20ピン以外のアダプタ、アイソレータは含まれません(すべて別売) 。
後から機能を追加できますか? できます。BASE をお使いの場合、BASE→PLUS アップグレードライセンス(J-Flash / J-Flash SPI・無制限フラッシュBP・Ozone・モニタモード・RDI のバンドル)を購入すれば、同じハードのまま PLUS 相当になります。ただし延長保証(Extended Coverage)だけは購入時にしか付けられません 。
どのアダプタが必要か分かりません。 ターゲット基板のデバッグコネクタの形状・ピン数 で決まります。0.1" 20ピンなら付属ケーブルで足ります。0.05" 9/19ピン Cortex-M、ST STDC14、TI、Renesas RX、Xilinx などはそれぞれ専用アダプタが必要です。回路図・コネクタ型番をお送りいただければ、当社で必要品を特定してご提案します。
アイソレータはいつ必要ですか? PC とターゲットの GND 電位が異なる場合、モータ制御などスパイクの多い環境、センサ・アナログ回路をPC由来のノイズから守りたい場合です。JTAG と SWD はアイソレータが別製品 である点にご注意ください(JTAG Isolator は SWD に使えません)。ホスト側で絶縁したい場合は USB Isolator を使います。
EDU / EDU Mini を業務で使えますか? 使えません。EDU 系は教育・学習・ホビー用途に限定されたライセンスで、商用利用は許諾されていません 。また EDU Mini は 3.3V 固定・200 KB/s と性能も限定的です。業務では BASE 以上をお選びください。
見積もりに必要な情報は? ①ターゲットMCU の型番、②デバッグコネクタの形状(回路図の該当部)、③使用IDE、④台数、⑤モニタモード/トレース/量産書込みの要否 — この5点があれば、モデルと必要アダプタを確定してお見積りできます。
J-Link は ETM トレースを取得できますか? できません。 J-Link が対応するのは ETB / MTB (ターゲットMCU内部のバッファに履歴を溜める方式)までです。命令実行を連続的に外部へ吐き出す ETM (および Cortex-A の PTM、RISC-V の N-Trace BTM)には対応せず、J-Trace 製品ファミリーが必要 になります。 さらに重要な点として、ETM を使うにはターゲット基板側に Trace Port の配線とコネクタ(MIPI-60・Mictor 38 等)の設計 が必要です。基板設計が終わってから「トレースを取りたい」となっても間に合いません。トレースの要否は基板設計の段階で決めてください。
ETB / MTB があれば ETM は不要ですか? 用途によります。ETB/MTB はターゲット内部の小さなバッファ に溜める方式のため、直近の限られた区間しか残りません 。ハードフォルト直前の数百命令を見る、といった用途には有効ですが、長時間の連続トレース・コードカバレッジ・性能プロファイリングには使えません 。これらが必要な場合は J-Trace(ETM)を選択してください。また ETB/MTB はターゲットMCU がその機能を実装している場合にのみ 使えます。
どのCPUコアに対応していますか? Arm(Cortex-M / Cortex-A / Cortex-R / ARM7・9・11)、Cadence Tensilica (Xtensa LX6・LX7、HiFi、Fusion — ESP32 を含む)、Microchip PIC32 (MX / MZ)、Renesas RX 、RISC-V (RV32 / RV64)、Silicon Labs 8051 (EFM8)に対応します。Arm 専用ツールではありません。対応デバイスは数万点に及び、随時追加されています。個別のデバイスが対応済みかは当社にて確認いたします。
ターゲットのコアが自動認識されません。 J-Link の自動検出は多くの場合正しく動作しますが、JTAGチェーン上にコアが既定で現れず、他デバイスへコマンドを送って有効化する必要がある といったケースでは失敗します。この場合、J-Link スクリプトファイル で接続シーケンスをカスタマイズできます。C 言語に似た構文で記述でき、ターゲット初期化のほぼ全てを表現できます。 なお、そもそもデバイス自体が J-Link のサポート対象外である場合は、スクリプトではなく J-Link DSK でデバイス対応そのものを追加します。
VCOM(仮想COMポート)を使う際の注意点は? 3点あります。① EDU Mini は非対応 です。② 4線JTAG を使用している場合は VCOM を使えません (VCOM が使う ピン5 が TDI として必要になるため)。SWD であれば併用できます。③ 出荷時は無効 になっており、J-Link Configurator または J-Link Commander(vcom enable)で有効化し、電源を入れ直す必要があります。 速度は PRO / Ultra / PRO PoE が 10 MBd、PLUS / BASE / WiFi が 115,200 Bd です。
JTAG のピン状態を読み戻せますか? はい。J-Link の出力を含む全ピンの状態と、ターゲットの供給電圧を読み出せます 。「接続できない」「認識しない」といった場面で、配線ミス・電源未投入・VTref 未接続といったターゲット基板側のハード不具合を切り分ける のに有効です。
JTAGチェーンに複数コアがある場合、同時にデバッグできますか? できます。2つ以上のデバッガが同一の J-Link を同時に使用できます 。マルチコアデバッグには、複数のデバッガ、または同一デバッガの複数インスタンスを起動し、それぞれでスキャンチェーン上の対象デバイスを選択します。特別な設定は不要です。
自社アプリから J-Link を制御できますか? できます。J-Link SDK(型番 8.08.06) により、J-Link の全機能へアクセスできます。ただし SDK は別売の会社単位ライセンス であり、J-Link PRO / Ultra を購入しても付属しません。
RAM への書込み速度・JTAG 速度の実力値は? RAM 書込みは PRO / Ultra / PRO PoE が約 4 MB/s 、PLUS / BASE / WiFi が約 1 MB/s 、EDU Mini が約 200 KB/s です。JTAG 速度は前者が 最大 50 MHz 、後者が 15 MHz 、EDU Mini が 4 MHz です。いずれもピーク値であり、実測値は下回ります。 選択したデバッグIF と速度、CPU コアの動作周波数、JTAG チェーン上の他デバイスの有無などに左右されます。ターゲット側の Flash 書込み速度が律速になる場合も多く、低速 Flash の小容量 MCU では PRO と PLUS の差は体感しにくくなります。
RISC-V のトレースには対応していますか? 対応が進んでいます。2026年7月、J-Link / J-Trace が Andes Technology の Andes Trace に対応しました。ただし前述のとおり、連続的な命令トレース(N-Trace BTM 等)の取得には J-Trace が必要 です。J-Link 単体で取得できるのは ETB/MTB 相当までです。
構成のご相談・お見積り
モデル・アダプタ・アイソレータの選定を承ります。次の4点をお知らせいただければ、必要な型番一式を確定してご提案します。
ターゲットMCU の型番 デバッグコネクタの形状(回路図の該当部で結構です) 使用IDE 台数、およびモニタモード/トレース/量産書込みの要否
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